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現在の研究内容

このページでは、現在の研究内容について紹介します。論文など中村仁のこれまでの活動につきましては、これまでの活動のページをご覧下さい。また、研究室の学生による修士・卒業論文についてはこちらで紹介しています。

気候変動・大規模水害に対応した土地利用計画・空間デザイン、および気候変動をふまえた水害対策まちづくり

近年、気候変動の影響を受けた大規模な水害が頻発しています。水害を堤防等の施設だけで防ぐのは限界があります。避難可能な場所を確保する、個々の建物を水害に強くする、水害危険区域の土地利用をコントロールするなど、水害に強い市街地を形成するための土地利用計画、空間デザイン手法を研究します。

国内では東京都・埼玉県の荒川下流域、新河岸川流域、滋賀県の流域などを調査対象として研究を進めています。また、欧米諸国、アジア諸国における都市計画と連携した気候変動適応策の事例調査を進めています。さらに、地下空間の水害対策についての研究も進めています。

水害時に甚大な被害が想定される大都市のゼロメートル地帯(=広域ゼロメートル市街地)については、地域住民、地域組織、行政、専門家などと協働のまちづくりを進め、研究の成果を実践に活かします。現在、葛飾区新小岩北地区、墨田区曳舟周辺地区のまちづくりを支援しています。


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密集市街地の防災性能評価の再検討と福祉・産業と連携した新しい市街地整備手法の検討、および密集市街地の環境改善まちづくり

密集市街地の防災性能評価を、詳細な火災延焼シミュレーション、建物倒壊・道路閉塞シミュレーションなどをもとに再評価し、建築物の耐火性能、隣棟間隔、オープンスペース、道路幅員、道路ネットワークのあり方などを再検討します。そのうえで、地域資源を活かし、地域福祉や産業の活性化と連携したきめ細かな計画論を追求し、実践に活かします。

研究室では、現在、墨田区の曳舟地区に開設された芝浦工業大学「すみだテクノプラザ」を拠点とした地域活動、墨田区の東向二四地区(曳舟駅周辺地区のまちづくり、地域の寄合い処「ふじのきさん家」の活動など)の支援、さいたま市のまちづくり活動支援に取り組んでいます。

大規模災害からの復興まちづくり

大規模災害の被災地の復興まちづくりを、住民と行政の中間的な立場から支援します。そして、その経験を記録して、後世の復興まちづくりに活かします。

研究室では、現在、東日本大震災の被災地であるいわき市勿来地区の支援に取り組んでいます。

未経験・未知の災害復興状況の想定手法(復興状況イメージトレーニング)の開発と実証

震災復興では、過去の事例では現れない事象が生じる可能性が高いといえます。したがって、過去の震災復興を学ぶだけでは不十分であり、それぞれの地域の特性に対応した復興状況をあらかじめ想定し、起こり得る問題に事前に備えておくための「復興準備」が必要です。

復興状況のイメージトレーニング(=「復興まちづくりイメージトレーニング」、「復興イメトレ」)は、ある地域の被災状況を対象に、その地域の復興状況のシナリオを描く手法、未経験の復興状況の想定手法で、東京大学生産技術研究所・加藤孝明研究室と共同で開発しました。

「復興イメトレ」は、現在、埼玉県、さいたま市において「復興準備」の公式プログラムに位置づけられており、研究室としてその実施に協力しています。

超高齢社会に対応した地域安全システムの検討

超高齢社会において、地域で安全・快適に暮らしていくための社会的な仕組みを検討し、実践に活かします。大都市の密集市街地に加えて、高齢化の進行が著しい郊外の団地も調査対象として研究と実践活動を進めています。

2014年に、芝浦工業大学・作山康研究室と共同で上尾市のUR原市団地に「サテライトラボ上尾」を開設し、学生と地域の様々な関係者が協働して多様な活動を展開しています。
(「サテライトラボ上尾」の詳細は、http://plus.shibaura-it.ac.jp/coc/project-6/"

都市の多様性とレジリエンスに関する計画論の探求

ジェイン・ジェイコブズの都市論をベースに、国内外の先進事例調査、研究室でのさまざまな研究や実践活動を重ね合わせて、多様性とレジリエンスに富んだ「生き生き」とした地域(まち)を育くむためのプロセス(新しい計画論)を探求します。